書き始めるタイミングと進め方
エンディングノートに興味を持っても、いざ書こうとすると「いつ書き始めればいいのか分からない」「何から書けばいいの?」と戸惑う方も多いものです。
しかし、エンディングノートは“今”から、できる範囲で少しずつ書き進めていくものです。
書き出すことで気持ちが整理され、不安がやわらぎ、「これから」を前向きに見つめ直すきっかけにもなります。
ここでは、書き始めるおすすめのタイミングと、実際の進め方についてご紹介します。
エンディングノートを書き始めるおすすめのタイミング
- 節目のときに
・退職、定年、還暦、古希などの節目に
・子どもの独立、家族構成の変化があったとき - 体調や健康に変化を感じたとき
・持病が見つかった、通院が続くようになった
・万が一に備えて気持ちを整理したくなったとき - 身近な人の介護や看取りを経験したとき
・親や友人の最期に立ち会い、考えるきっかけになったとき
・「自分も備えておきたい」と感じたとき - 何かを「残したい」と思ったとき
・感謝の気持ちや思い出を伝えたい人がいる
・家族に迷惑をかけたくないと感じたとき
特別な事情がなくても、「今がタイミングかも」と感じたときが、始めどきです。
年齢や状況に関係なく、どんなときでも始めてよいのがエンディングノートの魅力です。
書き進めるコツとポイント
- 完璧を目指さない
一度にすべてを書こうとすると疲れてしまいます。
書ける項目から、思いつくままに、できるところから始めましょう。 - 気持ちが整いやすいときに
静かな時間、リラックスしているときに書くのがおすすめです。
朝の時間や、夜にゆっくりお茶を飲みながら書く人もいます。 - 1日1ページ、1項目から
書く量は少なくても構いません。「家族へのメッセージだけ」「ペットのことだけ」など、小さな一歩が継続につながります。 - 思いついたら追記してOK
気持ちや状況は日々変わります。
ノートは何度書き直してもよいものです。更新日を記録しておくと、家族も安心です。
続けるために:家族や友人と話すきっかけにも
書いた内容を家族や信頼できる人と共有することで、エンディングノートは“対話”のきっかけにもなります。
一緒に書いてみることで、お互いの想いを理解し合える時間になるかもしれません。
また、書くことに迷ったら、地域の終活講座や専門家のアドバイスを受けるのもよいでしょう。
まとめ:始めたときから「安心」が始まる
エンディングノートは、自分の未来と、大切な人への想いを言葉にする優しい準備です。
書き始めることで、少しずつ心が整い、「これからをどう生きたいか」が見えてきます。
すべてを書かなくても大丈夫。
ページを開く、その一歩が、あなたと家族にとっての安心のはじまりです。