ペットについての希望
ペットは、ただの動物ではなく、共に暮らしてきた家族の一員です。
自分がいなくなったあとも、ペットが安心して生きていけるようにするためには、エンディングノートに「ペットについての希望」を残しておくことがとても重要です。
飼い主にとっては当たり前の情報も、他の人にとっては分からないことが多く、しっかりと伝えておくことで、引き継ぎがスムーズになり、ペットの不安やストレスも最小限に抑えることができます。
エンディングノートに記しておきたい内容
- 基本情報
・ペットの種類(犬・猫・鳥・ウサギなど)
・名前・性別・年齢・誕生日
・識別番号(マイクロチップなどがある場合)
・性格や行動の特徴(人懐っこい・臆病・吠えやすいなど) - 健康・医療情報
・かかりつけの動物病院の名称と連絡先
・持病の有無、治療歴、服薬中の薬があるかどうか
・ワクチン接種や健康診断の記録、ペット保険加入の有無 - 日常の世話について
・食事(銘柄、回数、アレルギーの有無)
・トイレのしつけ状況、散歩の頻度、寝る場所
・好きな遊び、怖がるもの、ストレスを感じやすい場面 - 世話をお願いしたい人
・託したい人がいる場合は、名前と連絡先を記載
・複数の候補があればその順序や希望の伝え方も書く
・難しい場合は、ペット信託や保護団体への相談も検討
引き取り手がいない場合の備え
もし、すぐに引き取ってくれる人が見つからない場合に備え、行政や動物愛護団体、ペット信託制度などを活用する選択肢を記しておくと安心です。
また、引き取り手への金銭的支援(生活費・医療費の補助など)をどう考えているかも、可能であれば明記しておくと配慮が伝わります。
残されたペットの幸せを願って
飼い主が突然いなくなってしまったとき、ペットは強い不安を抱えます。
だからこそ、その後も穏やかに暮らせるように、引き継ぐ人へのメッセージやお願いをエンディングノートに残しておくことが、ペットへの深い愛情となります。
例:
「この子は毎朝、声をかけられるのが日課でした。たくさん話しかけてあげてください。」
「静かな場所が好きです。できるだけ落ち着いた環境で暮らせますように。」
こうした一言が、ペットと新しい家族との絆を深める助けになります。
まとめ:命を守る、やさしい引き継ぎ
ペットにとって飼い主は、世界でいちばん信頼できる存在です。
その絆を絶やさないためにも、あなたの手で最期まで責任を果たす準備をしておきましょう。
ペットについての希望を記すことは、命を守る「やさしい引き継ぎ」であり、あなたの愛情を未来につなぐ行為です。
書けるところから、少しずつ取り組んでみてください。